甲冑マニアの制作日記

お絵かきと甲冑が大好きな「絵本作家ときたひろし」の、甲冑制作武録!

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槍の塗装

みなさん、こんにちは〜。
最近忙しくなってしまい、槍一本作るのもなかなか時間が取れません。

な〜んていいながら、時間は作らなくちゃできません。
もともと私はテレビを見る習慣がないので、普通の人より自由時間があるはずなのですが、これも仕事に回していてはいけませんね。
気分転換しなくっちゃ。

というわけで、今日は槍の柄を加工します。

以前、槍の物打ち部分(槍の刃の部分を固定し、しかも相手をたたく時や相手の攻撃を受けるときに一番傷みやすい先のほうの部分)に、刀で切りつけられても切れないように針金や籐を巻いたという話で、籐が手に入らずアルミの針金を巻いた写真をアップしましたが、実物を見るとこの部分は薄皮で包まれているようです。

おそらく針金や籐が切れてしまうと、先端部からゼンマイのように緩んで広がり邪魔になってしまうので、切れた針金が広がらないように槍に密着させる必要があったのだと思われます。

そんなわけで、私の槍も針金部分を0・4ミリの薄い牛革で巻きました。

ついでに下地材を塗って乾かし、黒の合成漆で塗装。
一気に槍らしくなったところで、貝殻をシート状に加工したものを、物打ちより手元の部分に巻きつけ、青貝微塵塗のように高級感を出そうとしたのですが、これが失敗!

シートが柔らかいのでそのまま巻いていけば適度にひびが入って砕く手間が省けると思ったのですが、このやり方ではうまく付かず、合成漆が固まる前にはげ落ちたりしてバラバラになり、うまく着いた部分とそうでない部分ができたのです。

最初から細かく砕いたものを貼ればよかったんですね。

そこで、うまく付いていない部分の黒漆をはがして、残りの貝シートを小さく砕き貼ったのですが、虹色に見えるこの貝、実は半透明なので、下が黒だからこそきれいに見えるのです。
一度漆を落とした木肌に木工ボンドで貼り付けたら、木肌が透けてしまいました。

まあ、この槍は一本目ということで、ここはなかったことにして前進あるのみ。
貼り付けた貝と貝の間に隙間があるため、これを埋めて表面を滑らかにするため、上から再度黒漆をベッタリ塗って、ペーパーヤスリで研ぎ出します。






いかがでしょう?楽しい


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槍のお尻の石突作り

みなさん、こんにちは。
今日は石突を作ります。

石突というのは、槍のお尻のほうで、槍を立てたときに地面を突くので石突といいます。

この石突は、地面に接する柄の尻が腐食しないよう付けられていますが、同時にこちら側でも敵をたたき、突いたりもしますから、結構とんがっているものが多いのです。

ところがなかなかぴったりな部材がありません。

そこで私はタオル掛けの腕の部品を使って作りました。
商品名は「首長ゲンコ止め」といい、DIYのお店で販売されています。

↑「首長ゲンコ止め」サイズ10


まずは、このタオル掛けの腕部分先端には、タオル掛けのパイプを通す穴が開いていますので、ここにFRP粘土を詰め込んで埋め、ヤスリを掛けて丸くします。

そして、土台部分にある3つの穴から斜めに長めの木ネジを入れて、柄のお尻に装着。
これでOKなのですが、普通は石突は柄のお尻を包み込むように装着されていますので、これを更にしっかりと固定するため、ガス菅?の鉄製のプラグを上からかぶせ、隙間をパテで埋めて出来上がり。

さらに、見る人が見ればモロばれてしまうので、ちょっとだけ削って形を整えました。
いかがでしょうか。


写真はすでに黒で塗装をしておりますが、これだけでだいぶ槍っぽくなりました楽しい


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槍作り 血止めの鏑巻き

みなさん、こんにちは〜。

だいぶ間があいて、ご無沙汰しておりました。

仕事が生き方で、それが趣味に直結しているような作家業ではありますが、心のバランスを取るためにも、いつもと違うことをすることは大切ですね。

ということで、久しぶりに槍づくりを(笑)

今日は穂先につづき、巻(かぶらまき)です。



鏑巻というのは、槍を左手を前に構えたとき、左手のさらに先に麻糸で巻いて作る瘤のような部分です。
これはなぜ必要かというと、敵を突き刺して血がしたたれてきたとき、手元まで血でぬれてしまうと槍がすべるので、この鏑巻で血を受け止め落として、ここから手元には流れてこないようにするためです。

なんとも血なまぐさいお話ですが、華やかさだけに目が行ってしまう武者行列にも、かつてはその華やかさとワンセットで存在した、先人の命がけの工夫や現実を、子供たちにも知ってもらいたいというのが、リアル武士を目指す私のポリシーなのです。

ただのかっこよさだけではただの鉄板コスプレオヤジになってしまいますからね。しょんぼり

話はそれましたが、この鏑巻の位置は、槍を繰り出したり引き込んだりしたときに、左手に当たらない部分に巻かなければいけません。

これは、それぞれの手の長さや全体のバランスにも拠りますから、各人でお試しください。

市販のネジ式3分割の槍には、この鏑巻もなくて、代わりにとても小さな木の節くれのような出っ張りがあります。

おそらく糸を巻く手間を省いたことと、三分割して運ぶときに鏑巻の出っ張りが小さいほうが分割した三本をまとめやすいからでしょう。

ちなみに市販の三分割槍は、分解すると長さが60センチほどになりますから、
電車に乗って時代祭りに持っていくときには、とても便利。

う〜む、一長一短ですね。
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甲冑で歴史を楽しもう

みなさん、こんにちは〜。

ちょっと前の話になりますが、執筆の傍ら、先日は文化団体「日本の心を伝える会」定例会に講師としてお招き頂き、自作甲冑の仁王胴具足を使って、「甲冑から見た日本の歴史」のお話をしてまいりました

具体的に言うと歴史の形成に大きな役割を果たした戦国武将の、甲冑にまつわる悩みと意地のお話です。

博物館では人目を引く甲冑ですが、なかなか触ることができないし、第一動いてくれないから(動き出したら怖いけど)その背面がどうなっているのか、脇の下がどうなっているのかは、なかなか見ることが出来ません。

そこで触ってもらい、着てもらい、感じてもらうことで、当時の武士が感じたいくさに臨む悩みや意地、そこから生まれる工夫などを、リアルにお伝えし、戦国武士を身近な先祖として日本の歴史を楽しんでいただこう、と言うのが、この甲冑セミナーの目的なのです。


やはり甲冑を見た誰もが思う疑問は、「重さ」「値段」ですね。

まず簡単にお答えしますと、重さはそれぞれ、10キロ前後の軽いものから、20キロ前後の重いものまでありますが、実戦で用いられた甲冑は、それを着て走り回り暴れまわるので、割と軽く出来ているようです。

当時の重たい甲冑というのは、鉄砲に対抗するための南蛮胴具足(西洋甲冑の兜と胴だけを活用して日本風に仕立てた和洋折衷の甲冑)くらいな物で、武将の憧れの的であったこの安全で重たい輸入加工品を着用できるのは大名クラスのみ。

(だから日本でも、それらしく見える「和製南蛮胴」なんていう甲冑も作られています)
甲冑が全般的に重くなったのは、戦争がなくなった江戸時代からなんです。

お値段は当時からかなり高価ですよ〜。
馬に乗る武将クラスになると、晴れの衣装で死に装束ですから、領地ひとつ分の値段をかけていたそうな。だから甲冑を数えるときには、「一領」「二領」と数えます。

まあ、そんなお話や、機動隊時代に実際に防具をつけて部隊活動したときの体験などを交えてお楽しみ頂きながら、参加者の一人に甲冑を着用してもらいました。




こういう切り口なら、子供たちにも楽しんで日本の歴史を学んでもらえそうです。
絵本やイラスト作成も行いながら、こうした形で日本のすばらしさを一緒に理解してくれる人の輪が広がっていけば、日本はまだまだすばらしい、そして面白い国になるはず。

歴史が先祖と私たちを縦につなぎ、交流が私たちを横につなぎます。



ご先祖様に感謝。
首を取ったり取られたりの、血で血を洗う時代を生きた戦国武者たちへの一番の供養のような気もします。

こちらの日記をご覧の皆さんでも、そんな興味をお持ちの方がいらっしゃいましたら、どうぞお声掛けくださいね
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刀対槍は槍の勝ち

みなさん、こんにちは〜。
最近趣味の時間がなかなか取れません。しょんぼり
まあ、絵本作家って、趣味が仕事みたいな部分が多いのですが。

先日出陣した忍城まつりのお話です。
私はここ2〜3年ほどは、お互い武道経験者と言うことで、忍城まつりでは槍を振るう碧洲齋さんと対陣して戦闘シーンを盛り上げますが、槍に刀で立ち向かうと言うのは、実際にやってみると、勝ち目は薄いことを感じますね〜。

(左が私、右が武芸家碧洲齋さんです)

槍は遠くから、少ない動きで、点で攻撃を繰り出します。
「実戦では槍はたたいて使うほうが多い」
と言いますが、それは間合いを取った槍対槍の戦いでのことであったはず。
刀相手に振りかぶってたたいていたら、懐(戦える間合いの内側)に入り込まれるので、刀を持つ相手との間合いの詰まった戦いでは、やはり突く攻撃が主体となるはずです。

剣道をしていると分かりますが、目に見えやすい振りかぶる、または振り下ろす動きには刀でも対処しやすいもの。
しかし、刺突攻撃に対しては初動をつかみにくく、避けにくいものなのです。

例え避けても、槍が繰り出し引き込む長さは、刀の突きよりもかなり長いし、刃体の長い「大身槍」が相手では、一歩踏み込んで手で掴もうにも、引き戻されれば指が切れてしまいます。

刀は持っていても槍がなければ突撃命令が出ても前進しないということが実際に戦国時代にも多々あったようで、でもこれを非難することもなかったそうです。


現代の解釈では軟弱に思えますが、実際に向かい合ってみると非難されない理由が分かりました。
よほど訓練をつんでいないと、刀で槍には勝ち目がないんですね。しょんぼり
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槍の物打ち、ぐるぐる巻き

みなさん、こんにちは〜。
今日からは槍の柄のディテールアップに入ります。

先日槍の柄の先端にかぶせたテストプラグは、本歌の槍の逆輪(さかわ)です。

これは、槍の茎(刃体の根元)が先端から割れないようにするため固定する金具なのですが、この先端の金具だけで槍を使用すると、茎の埋まっている肉厚の薄い他の部分に力が加わって、茎が飛び出して折れてしまうことがあります。

そこで、実物を見てみますと、茎と同じ長さの範囲を、いくつかの銅金(どうがね)という鉄のわっかをはめたり、太い麻糸や針金、籐などをぐるぐる巻きにして固定したりしています。これは、物打ちと言うだけあって敵の武器と接触しやすいことから、叩き折られないための工夫でもあるようです。

江戸時代を過ぎると、これがずいぶん豪華になり、デザイン的に間延びしてしまう柄に、針金や麻糸を巻く代わりに段々の彫り込みを入れたり、
やたらと金物がついたりしています。

現代の模造槍の市販品にも、先端の物打ち(相手への打撃で有効な威力を持つ部分)の糸巻き部分がなく、柄の物打ち部分に段々を彫り込んでいて、見栄えは最高なのですが、

実用を考えると彫り込みが衝撃耐久力を落としているような気がします。

私は、自作の甲冑にあわせて、実戦期の素朴な槍にしたいので、物打ちは籐でぐるぐる巻きに・・・したかったのですが、籐が手に入らず、太目のアルミの針金で仕上げました。

アルミの針金は、まず先端を叩き潰し、2センチほどを折り返すようにぐるぐる巻きの下に咬ませて巻き込み、(こうすれば絶対に先端が外れません)針金の尻部分は槍に穴を開け、ボンドを入れて差し込み、トンカチで叩き込みました。
槍の穂を装着するとこういう感じです。




こういう工作の時間って、小学生に戻ったみたいで、癒されます。
でも槍を作って癒される?・・・ちょっと変ですね(笑)
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槍作り 槍の柄〜逆輪装着

みなさん、こんにちは〜。
最近忙しくて槍も作れない絵本作家です。
どういう絵本作家なんだ? と言う突っ込みは後にして、秋の武者行列に向け、今日は槍の柄を作りましょう!楽しい

まず、槍の本歌(本物)を見ると、非常によく考えられて作られていることがわかります。
ただ棒の先に刃物をつけただけではないんですよ。
本物の槍の柄は、先細りになっています。
本当は細い樫の木の周りを細く割った竹で包むようにして糸でぐるぐる巻きに固定し、強度を確保するのですが、あまり強度を出すと、間違えて突いてしまったときに怪我をするので、そこまで強度はもとめません。

というわけで、柄となる木の棒はDIY屋さんで買ったものをそのまま利用します。

まずは自宅にあるベルトサンダーで先端から3分の一までを削り、細くします。
本物の槍を見ると、柄の先には槍の刃体がついていて、しかも外見に見える刃の部分と同じ長さかそれ以上の茎(なかご)が、柄の中に埋まって刃を固定していて、それだけでも結構な重さになるわけですから、柄の先端はできるだけ軽くするよう、細くしているのです。

本歌の槍の穂の基部などは直径2センチほどでしょうか。
結構細いですね。

手順は、まず先端の断面の円の中心点を明確にして、そこに埋め込むメスネジの直径を書き込み、さらに柄の肉厚を考えて、削る部分を決めていきます。

削る分のしるしをつけたら、後はベルトサンダーの上で柄をくるくる回しながら削り具合が均一になるよう、先端を細くしていきます。
そして、先端が細くなってきたら、水道管接続用のアルミ製「テストプラグ」をはめてみます。
(写真中央の部品です)


このとき、ゆるすぎずに、でも先端まできっちりと入り込むようにしましょう。
「もうそろそろだな」というちょっときつい状態のときに、先端にテストプラグをはめて、地面に垂直にたたきつけます。

そしてしっかりはまったら、テストプラグのふちのほうにドリルで小さな穴を開け、スクリュー銅釘を打ち込み、入り込まない部分はニッパーで切って、叩き潰します。
これでテストプラグは抜けません。
このテストプラグが、本歌で言う槍の逆輪(さかわ)になるわけです。


さらに、テストプラグの先端ねじ部分を、カナノコで切り落とします。


切り落とすと六角形の中心に、最初につけた中心のしるしが着ていることを確認し、今度は埋め込み式のメスネジと同じ径のドリルを、メスネジよりちょっと短めに掘り込むまで突っ込んで穴をつくります。
このとき槍の柄とドリルが同じ角度にまっすぐに入っていることが大切で、これが仕上がりを左右しますので、気を使います。

穴が開いたら、今度はFRP粘土をすばやくこねてメスネジのお尻にくっつけ、そのまま埋め込んで、プラスチックハンマーで叩き込みます。


そしてすかさず、すでに作っておいた槍の穂をねじ込んで、槍の穂と槍の柄が一直線になっているかを確認します。
もし曲がっていたら、FRP粘土が固まる前に、角度を修正しなくてはいけません。

まあ、今日はこんなところで。楽しい
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槍の穂の塗装

みなさん、こんにちは〜。
今日は槍の穂を塗装します。楽しい

まずは、刃紋をつけるために、セロハンテープを穂のふちに張り、カッターで好みの刃紋に切り取ります。


そして、メッキ調スプレーで一気に塗装!
隣にあるのは同じ容量で作った細身の大身槍の穂です。


スプレーは筆塗りの合成漆とちがい、手間が省けて均一な仕上がりができるので、いいですね〜。楽しい

で、乾いたころあいを見て、セロテープをはがそうとしたのですが、「乾いていないと触った跡が付くのではないか」と、おっかなびっくり触っていたので手が滑ってしまい、手の甲に刺さってしまいました。唖然


いや〜、リアルさを求めるあまり、つい鋭角が出てしまい、そのまんま凶器になっていました。危ない危ない。冷や汗
これではいけません。

再度サンダーで刃の先端と脇の部分を、人と甲冑に優しい角度に削りなおしました。

私は物事に集中し出すと、もうめまいがするほど体調が悪くても絵を描くのが辞められなくなったり、手を切っても甲冑作りが辞められなくなったりするんです。
絆創膏貼っている時間ももったいないくらいで、前にご紹介している仁王胴も、実はあちこちに指を切った血の染みがついていたりします。

集中し出すと、何か強烈な脳内麻薬?みたいなのが出ているのかもしれませんね。

と言うわけで、制作続行グッド

で、塗料乾燥を確認してから、セロテープをはがしたのが、こちら。


ちょっとわざとらしい刃紋ですが、なかなかいい感じです。楽しい
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槍の穂形成

みなさん、こんにちは〜。
今日も槍の刃体(穂)作りです。
いろいろ考えた末に、100円ショップ三角柱の桐材を買ってきました。
太さが2種類あるようですから、槍の穂の太さにあわせて買ってきます。

まずはL字アングルのほうに、三角の桐材をボンドで接着します。


きちんと接着できたら、今度は槍のけら首となる部分の内側に、エポキシパテをすばやく練ってくっつけ、さらにL字アングルに接着した桐材にもボンドを塗りつけて、一気に接着!

その後は、穂先にもエポキシパテをつめて、だいたいの形を整え、固まったら穂先とけら首をサンダーで削り、形を作ります。





ちょっとけら首が細いような気もしますが、これくらいでないと、間違えて突いたときに曲がらないので、危険ですからね。楽しい
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槍作り!1 とりあえず槍の穂

みなさん、こんにちは〜。

忙しい合間を縫って、より完璧な武士の装いを追及している絵本作家の趣味は止まりません。

手作り甲冑、旗印まで作成したのですから、次に目指すのは当然ながら、武士の表道具、

槍はネットで探すと大体3万〜4万くらい、ねじで3分割できるものが買えるのですが、槍のことを勉強してみると、そのディテールには、いろんな不満が残ります。
そんなわけで、槍も手作りします。

今日は槍の刃を作ります。
本当は本身を入れたいところなのですが、それでは危なくてお祭りに使用できませんから、本物のように見えるように作らねばいけません。

市販の三分割槍の刃は、無垢のアルミ材を三角形に研いだものですが、手作りでこのアルミ材を削り出すのはなかなか大変。

そこでアルミのL字アングルを使って、実践的でポピュラーな平三角の槍の穂を作ることにしました。

まずはL字アングルを適度な長さに切って、直角の角が先端になるよう、大まかな形に切り取り、ヤスリがけします。

うちにはベルトサンダーがありますから、一気に削り取り鋭角を出しましたが、ものすごく加熱しますからやけどにご注意を。
これが槍の刃体となります。


さらに平たいアルミの板のほうに、けら首となる根元の金具を固定できるよう、穴を開け、ネジで固定します。
ネジの出た部分はサンダーで削り取り、平らにします。
これが槍の刃の裏側になります。


ナットで留めると出っ張るので、穴はネジよりギリギリ狭いものをあけ、ネジをねじりこむことで固定しますので、この平らなアルミ板は、それなりの厚みがあるものでなくてはいけません。

私が購入したものは、厚さ約2.5ミリくらいです。
これくらい厚いとナット無しでも、しっかりとねじ込んで留まります。

そして、ネジ頭を内側に、削り取った側を外側にして、L字アングルに当てて見ます。
ネジ頭が内側に当たってしまうので、これもきっちり収まって三角になるよう、サンダーで削り取ります。



さて、後のことを考えないでここまで作りましたが、このアルミのL字アングルと板を、どうやって接着するか?

行き当たりばったりですが、考えながら進めましょう!楽しい
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